浜松城(はままつじょう)は静岡県浜松市中区にある城。野面積みの石垣で有名。
歴代城主の多くが後に江戸幕府の重役に出世したことから「出世城」といわれ、出世のパワースポットとして知られる。
15世紀頃に築城された曳馬城を前身はとし、徳川家康が元亀元年(1570年)に入城、浜松城へと改称した。
慶長5年(1600年)、関ヶ原の戦い以後、江戸時代を通じて徳川家譜代大名の居城となった。明治6年(1873年)の廃城令により、三の丸、二の丸の宅地化が進められたが、天守曲輪と本丸の一部は免れ、昭和25年(1950年)の浜松城公園開設に至った。
現在の天守閣は資料館として使われており、家康を初めとした当時のゆかりの品々を見学できるほか、城の周辺は緑が溢れ、桜の名所としても名高く、シーズンには花見客で溢れ返る。
静岡県浜松市中区