五色塚古墳(ごしきづかこふん)は、兵庫県神戸市垂水区にある、兵庫県下最大の前方後円墳。別名「千壺古墳(せんつぼこふん)」。
築造年代は4世紀末から5世紀初頭と推定されている。国の史跡に指定されている。
墳丘は前方部を南西に向けた三段構築の前方後円墳で、全長194メートル、高さは前方部で11.5メートル、後円部で18メートルである。墳丘は葺石で覆われている。時間帯で変わる太陽の光によって葺かれた石が異なる色で反射するため「五色塚」と言われるとされる。
また、すぐ隣には、直径60メートルの円形の「小壺古墳(こつぼこふん)」があり、五色塚古墳より少し古い時代に造られたと考えられている。
兵庫県神戸市垂水区五色山4丁目