狭野神社は、宮崎県西諸県郡の神社。狭野神社(さのじんじゃ)は、宮崎県西諸県郡高原町にある神社である。霧島六所権現の一社。
神武天皇の生誕の地とされ、神武天皇の幼名、狭野尊(さのみこと)を祀る。
孝昭天皇の時代、神武天皇が誕生した地(高千穂峰の麓の皇子原)に創建されたと伝えられる。その後、数度にわたる霧島山の噴火により社殿の焼失と遷座を繰り返し、現在地に遷座したのは慶長15年(1610年)である。
参道の美しい杉並木は、慶長5年(1600年)に秀吉による朝鮮出兵から島津義弘が、無事に帰国できたことを感謝し奉納したもの。
12月第1土曜日に行われる狭野神楽は、「高原の神舞(かんめ)」として国の重要無形民俗文化財に指定されている。
宮崎県西諸県郡高原町蒲牟田120