鹽竈神社(しおがまじんじゃ)は、宮城県塩竈市にある神社で、陸奥国の一宮である。全国にある塩竈神社(鹽竈神社、塩釜神社とも表記する)の総本社。鹽竈神社別宮に塩土老翁神を主祭神として祀り、左宮に武甕槌神、右宮に経津主神を祭神として祀っている。
境内には、志波彦神社(しわひこじんじゃ)が遷座し、海や塩の神格化と考えられる塩土老翁神が奉られ。航海安全・交通安全の神徳がある。また、安産祈願の神でもある。現在は正式名称を志波彦神社鹽竈神社とし一つの法人となっている。
鹽竈神社境内には、国の天然記念物に指定されている鹽竈桜(シオガマザクラ)という貴重な桜の一種がある。
また、日本三大船祭、塩竈みなと祭の際には、鹽竈神社が祭りの出発点となり、志波彦神社鹽竈神社の神輿が塩竈市内を練り歩き、御座船を始め約100隻の船を従えて松島湾を巡幸する。
東北地方で最も多くの初詣客が集まることでも知られる。
社はもと宮城郡岩切村(仙台市岩切)の冠川の畔に鎮座され、「延喜式」に収められている陸奥国百社の明神大社とし、朝廷の尊信殊の外厚いものがあった。延喜式の神名帳に記載されている3132座の中でもわずか224ヶ所しかない「明神大社」と言う最高の崇敬を朝廷より受けていた神社。
宮城県塩竈市一森山1番1号
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