比叡山神社は秋田県横手市の神社。
天台宗延暦寺との関係が深く、一ヶ月各日を結番して守護する善神20座を祀り、三十番神社とも呼ばれてきた。
神社縁起によると808(大同3)年創建の古社であり、後の1575(天正3)年に小野寺景道から社領30石を授かり、翌年善美を尽くして「社堂二間四面南向、萱葺に建立」し、大晦日の夜半、麻柄の松明を二本立て祭礼を営んだと伝えられている。
現在は大松明と奉納相撲による年(作柄)占いが、元旦(早朝)恒例の神事として行われている。
境内には「筏の大杉」と呼ばれる樹齢1000年以上の大杉がある。
秋田県横手市山内筏字植田表56