神田明神(かんだみょうじん)は、東京都千代田区外神田二丁目にある神社。正式名称「神田神社」。神田・日本橋・秋葉原・大手町・丸の内・旧神田市場・築地魚市場など108か町会の総氏神。御祭神の一人、大己貴命は、七福神の一員である大国様と同一視され、福徳円満、縁結びを授けてくださる神さま。特に縁結びでは、男女の仲だけでなく、あらゆるものの幸福を願って縁を結んでくれると言われる。
社伝によれば、天平2年(730年)、武蔵国豊島郡芝崎村に入植した出雲系の氏族が、大己貴命を祖神として祀ったのに始まる。神田はもと伊勢神宮の御田(おみた=神田)があった土地で、神田の鎮めのために創建され、神田ノ宮と称した。
この神田明神を崇敬する者は成田山新勝寺を参拝してはいけない事と云われている。これは当時の朝廷から見て東国(関東)において叛乱を起した平将門を討伐するため、僧寛朝を神護寺護摩堂の空海作といわれる不動明王像と供に現在の成田山新勝寺へ使わせ平将門の乱鎮圧のため動護摩の儀式を行わせた。即ち、成田山新勝寺を参拝することは平将門を苦しめる事となるので、神田明神崇敬者は成田山の参詣をしてはならないとされている。
なお、同じく平将門を祭神とする築土神社にも同様の言い伝えがあり、成田山へ参詣するならば、道中に必ず災いが起こるとされた。平将門に対する信仰心は、祟りや厄災を鎮めることと密接に関わっていたのである。
秋葉原に近いためか、IT情報安全御守という変わったお守りがある。
例年5月15日ごろに日本三大祭りの一つに数えられる神田祭が行われる。
東京都千代田区外神田2丁目16番2号
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